借家生活が長かったので自分の家はとことん快適さにこだわりました。
年齢的に家づくりはこれが最後なので老後の暮らしや息子、孫たちの代まで考えた家づくりをする必要がありました。
家づくりを始める皆さんにアドバイスするとすれば、一番先に価格のことを考えてはいけないと言いたいですね。
住心地の良い家は高いに決まってる。
それは先入観でしかありません。
現に私は大手ハウスメーカー標準仕様の価格ほどの予算で某北欧高級住宅メーカーと同レベル仕様の家を建ててしまいましたから。
要は願いを叶えられそうな住宅会社に正直に自分の予算と希望を伝えればなんとかなるものです。
はい。 セルロースファイバーは、東洋プロパティさんの薦めで、結露防止にとても良いと聞いていましたし、
化学素材が多い中で、大量に使用する断熱材が自然素材というのは何よりも安心できますね。
木製サッシは、スウェーデン製のものを選びました。
以前より、家を建てるときは、断熱性 に優れた北欧のサッシにすることに決めていましたから。
以前に住んでいた家は借家でしたので、現在とは比較になりませんが、快適さを痛感したのは、
朝一番のトイレに入ったとき。
家中で一番寒いはずのトイレで、寒さを感じないのです。
これは、本当にありがたいですね。
母が高齢なので、室内の温度差が少ないのは安心できます。
そうなんです。
以前は、クリーンヒーターとエアコンは、常に使用していないと寒くてたまりませんでしたが、
現在では暖房機器は使うことが少なくなりましたね。
予想以上の節約になっています。
以前は、冬場の光熱費の合計が3万5000円は下りませんでしたが、今では1万2000円前後です。
これには、オール電化にしたことも関係していますね。
ただ、湿度調節が効いているので、同じ暑さでも少し違うんですよ。
屋外との湿度差が20~30%あるので、家の中に入った瞬間、ヒヤッとするんですね。
セルロースファイバーと珪藻土の調湿パワーのおかげだとおもいます。
この辺りは、市役所広報の拡声器の声がよく聞こえるんですが、家の中にいるとそれも聞こえないんですよ。
あと、雨が降ってきてもその音が聞こえないので、気がついたときには洗濯物が濡れてしまっていて困ります。
ぜいたくな悩みですね(笑)