第三者検査には建築基準法に基づく法定検査と
瑕疵担保履行法に基づく法定検査がありますが、
それぞれその目的が異なるため検査対象や
検査基準に限界が生じます。
建築基準法に基づく検査とは建築確認申請図面どおりに
施工されているかの検査です。
そして瑕疵担保履行法に基づく検査とは
構造躯体と防水に関わる部分について、
やはり設計図面どおりに施工されているかの検査です。
よって図面に記載されていない職人や監督に
一任されている施工の良し悪しや品質上の問題点までは
多くの場合、指摘されることなく処理されてしまいます。
ホームリサーチではこうした法定検査の検査基準、
対象から外れた部分に対し、独自の検査基準により
「より高い品質の家づくり」を実現しお客様へ
さらなるご安心を頂くための検査を行っています・
ホームリサーチは国内でも珍しい
完全独立系第三者住宅検査会社で
ハウスメーカーや建材メーカーの資本は
一切入っておりません。
ホームリサーチではトリプルチェックの検査体制を
とっており、現場検査員とは別の検査員が写真データを
再検査しさらに本社における最終チェックを
行うことにより検査クオリティを高めています。
スタンダード検査とは、主要構造体に関する項目を最低限検査します。
5階の現場検査を行い、検査箇所も400項目を超えます。
検査写真だけでも400枚を超え、全ての写真にコメントを表示してあります。
また全ての写真データは工務店専用サイトにアップされ、引渡し後35年間保存されます。
検査データはパスワードを入力することで、いつでも閲覧可能です。
もちろん、設計図書や点検の履歴なども保存可能です。
引き渡し後35年間データを保存しますので将来への維持、管理に、
そして資産価値を証明する必要が生じた際に、お役立ていただけます。
スタンダード検査では着工からお客様への引渡しまでの間、
主要工程を建築士の資格を持つ認定検査員が細かく検査します。
検査した箇所は全て撮影し、写真データとコメントで検査部位の評価を行います。
配筋、構造、防水、金物、断熱、完成検査を基本として、5回の検査を実施します。
上記6工程を5回で検査するので、工事工程にシビアさが求められます。
また必要に応じて追加検査を実施します。
ホームリサーチでは各建築工法別に
専用のマニュアル集を用意しています。
検査を行う場合はこのマニュアルに沿って行い、
検査員の違いによる評価のバラツキを
最小限にしています。
ホームリサーチの検査の中でもスタンダード検査は、
中規模から大規模工務店専用の検査バージョンです。
検査を行った全ての物件は工事完了後に
「住宅検査報告書」を発行しています。
「住宅検査報告書」では工事中の検査箇所を
全て表示しています。
最新の検査ソフトではGPS機能を利用することにより、
不正ができない仕組みとなっています。
将来、譲渡、相続等により新たに取得する
次のオーナー様へも安心して引き渡せるように
家の生涯を見据えた
「住宅検査報告書」となっています。
検査を行った箇所は全て写真として残します。
全ての写真に「検査項目」「撮影日」「評価」「コメント」が記載され、
どこの部位をいつ撮影したものかが分かるようになっています。
物件そのものはもちろん、物件の設計図書が整っているかも確認を行います。
「住宅検査報告書」は工事が完了して初めて発行されるものです。
そのため、建築中の状況を判断するものではありません。
ホームリサーチ住宅検査の特徴のひとつとして、
検査の状況をいつでもどこからでもウェブで確認をすることができます。
もちろん物件ごとに閲覧制限がかけてあるのでお客様専用パスワードを入力しないと閲覧は出来ません。